酸触症|歯や歯茎に痛みがある方は小室歯科医院にご相談下さい。

Dr.小室のブログ

2014年4月 9日水曜日

酸触症

こんばんは。
鴻巣市の歯科医院。
小室歯科医院、院長の小室です。

今日はちょっと歯の病気について書き込みします。

酸触症ってご存知ですか？

むし歯や歯周病は、典型的なお口の病気ですが
酸触症は、あまり認知されていないのではない
でしょうか。

酸触症は、食べ物や飲み物、薬品や他の酸性度
の強い物質により歯の表面が溶けてしまう病態
を言います。

歯の表面は、とても固いエナメル質に覆われて
歯全体を外敵から守ってくれます。
しかし、酸によりエナメル質の表面が溶かされ
歯は、もろくなってしまいます。

それにより、むし歯になるリスクが高くなって
しまいます。
また、もろくなった歯牙に大きな力が加わると
歯牙の歯折をまねいたりします。

日ごろ酸性の飲み物や食べ物を多飲多食する
方は、要注意です。
例：炭酸飲料水、お酢、柑橘類　etc

また、逆流性食道炎の方や、よくおう吐する方も
注意が必要です。

予防としては、酸性に傾いたお口中を中性にする
こと大切です。
基本的には、唾液がそうしてくれますが、それだけ
では間に合わない場合もあります。

そこで、お水で口をすすぐなどの対処も良いです。

また、お行儀は悪いのですがお水やお茶で
「ぐちゅぐちゅゴックン」なんて言うのも有かな。

歯の表面を強化するために日頃は、フッ素配合の
歯磨き剤の使用や定期にフッ素塗布も有効です。

一番の予防策は、度を越さない程度に飲食する
事を心がけましょう。
また、体調管理等もしっかりとしましょう。

う～～ん、今日のBlogは、頭を使い過ぎました。
明日は、休診日なので今夜も疲れた頭を休ませる
ために、一杯やりますか